活動報告

2024-02-07

看護実践学会プロジェクト研究「看護師が納得する認知機能障害(認知症)のある高齢者への看護の探求」(2024~2026年度)を立ち上げました。(加藤真由美 金沢大学保健学系・教授)

第1回企画を2023年12月16日(土)に開催しました。24人もの方々がご参加いただき、これから始まるプロジェクト研究では20人もの方々が応募されました。ご関心をもっていただき、ありがとうございます。
この日の第1部(講演)は、鈴木みずえ 先生(浜松医科大学・教授)を講師に、「パーソン・センタード・ケアによる認知機能障害(認知症)高齢者の看護と身体拘束回避・解除の手がかり」をご講演いただきました。“認知症に対する正しい理解”が認知症看護の基本であるとし「認知症高齢者の世界」を体感し、「パーソン・センタード・ケア」の実践の演習や事例の動画を視聴しました。認知症看護認定看護師・指導者の方々の参加が多く、認知症のある高齢者の理解が促進するスタッフ教育に活かすことや、パーソン・センタード・ケアを早速現場で導入してみると述べた方々が多くみられました。第2部は、「私たちが願っている認知症高齢者への看護とは?」のテーマで、多施設参加者による交流を行いました。認知症のある高齢者の方々の身体拘束回避・解除について意見を交換しましたが、多くの参加者から困難であるが実現したいと述べられました。プロジェクト研究は、「良い実践例を集積し実践集を作成」と「学習・動機理論を統合した教材開発(実践集を包含)とアクションリサーチによる検証」であり、プロジェクト応募の方々から、「是非、皆と一緒に頑張りたい」と述べていただきました。とても心強い思いで一杯となりました。なお、大変申し訳ありませんが、プロジェクト研究の趣旨等の十分な理解が必要なため、参加者の応募は締め切っています。ご了解のほど、よろしくお願い申し上げます。

2023-11-10

わが病院看護自慢「看護作品作りを通して看護の喜び再発見!」(金沢市立病院)を開催しました。

看護実践学会わが病院看護自慢「看護作品作りを通して看護の喜び再発見!」をテーマに、令和5年11月10日(金)オンラインにて開催いたしました。この看護作品展は、患者さんに最も近い看護師たちが日ごろ看護する中で、“あったらいいな”のアイディアを看護作品という形にして各部署で手作りしたものを毎年、病院の1階ロビーで展示しています。わが病院看護自慢では、今回で16回目を迎える看護作品展での様子や、作品の紹介だけでなく看護作品作りまでの各部署でのやり取りの様子も併せてご紹介させていただきました。当日は18名の方にご参加いただき、“患者さんのためにすごく工夫されており自施設でも参考にしたい”や、“スタッフ間の対話が素晴らしい”等々、当院の看護作品作りの取り組みに対して温かいメッセージをいただきました。今後も、患者さんに寄り添った看護が提供できるよう、アイディアを出し合いながら取り組んでいきたいと思います。(写真は作品展の様子)

2023-10-14

実践スキルアップ研修会「看護師のメンタルヘルス」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 助教 長田恭子先生)を開催しました。

2023年10月14日(土)に、実践スキルアップ研修会「看護師のメンタルヘルス」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 助教 長田恭子先生)を開催いたしました。6名の方にご参加いただきました。

看護師のストレスの特徴やストレスへの向き合い方、すべての職員のメンタルヘルスケアについて具体例を用いながら、お話しいただきました。講義内容から自分自身の振り返りができ、また自分自身だけでなく、共に働く職員のメンタルヘルスケアについて考える機会にもなる、大変有意義な研修会でした。

2023-09-09

研究スキルアップ研修会「研究計画書の作り方 ワンポイントアドバイス」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 教授 大桑麻由美先生)を開催しました。

2023年9月9日(土)に、研究スキルアップ研修会「研究計画書の作り方 ワンポイントアドバイス」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 教授 大桑麻由美先生)を開催いたしました。7名の方にご参加いただきました。研究計画書の作り方に先立ち、看護研究の進め方や看護研究における倫理についてご講義いただきました。研究計画書の作成では基本的な項目について具体例を用いながら、分かりやすくご説明くださいました。参加者の皆さんは熱心にメモをとられており、研修会後には個別質問をされる方もいらっしゃいました。今後の看護研究の実施、研究指導に役立つ内容で、大変有意義な研修会となりました。

2023-07-15

看護実践学会 40周年記念式典・講演会を開催しました。

2023年7月15日(土)に、看護実践学会 40周年記念式典・講演会を開催いたしました。記念式典では、多崎恵子理事長より挨拶と共に看護実践学会の歩みが伝えられ、金沢大学医薬保健研究域保健学系長 宮地利明 様、石川県看護協会長 小藤幹恵 様、歴代理事長 泉キヨ子 様、稲垣美智子 様、須釜淳子 様よりご祝辞をいただきました。記念講演会では、広島大学副学長・国際保健看護学教授 新福洋子 様より、「アカデミアを活性化する看護のリーダーシップ」をテーマにご講演をいただきました。会員を含め多くの方々にご参加いただけましたこと感謝申し上げます。これからも、地域の看護に貢献できる学会として継続してまいります。

2023-07-12

研究スキルアップ研修会「Excelを使った統計分析」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 助教 池内里美先生)を開催しました。

2023年7月1日(土)に研究スキルアップ研修会「Excelを使った統計分析」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 助教 池内里美先生)が開催されました。15名の方にご参加いただきました。

「統計学における仮説の考え方」、「データ尺度の違いによる検定法」、「Excelで可能な主な検定法」、「t検定とχ二乗検定を用いた看護研究の紹介」といった、統計学の基礎概念から実践例まで幅広くご講義頂きました。ユーモアを織り交ぜ、具体例を用いながら、難しい内容をわかりやすくご説明くださいました。日頃の業務や看護研究にすぐに活用できる内容で、大変有意義で楽しい研修会となりました。

2022-09-27

第15回 看護実践学会を開催しました。

この度、令和4年9月10日(土)に600名を越える方々のご参加(ご視聴)をいただき、「第15回看護実践学会学術集会」を盛会のうちに終了することができましたことをご報告いたします。

「見つめ直す看護の本質と変革への挑戦 -知識(head)と技(hand)に心(heart)を込めて-」のテーマに基づき開催された本学術集会では、長期化するコロナ禍で見えてきた看護の課題や成果を発信することが出来たと思っております。また、理事長企画や特別講演、ランチョンセミナー、シンポジウム、交流集会、一般口演など、様々な企画を通して、皆様と共に看護の本質を見つめ直すひと時になったのではないかと思います。参加者のお一人おひとりが本学術集会を通して、次の時代への変革の鍵をみつけられる機会となれば幸いです。

令和4年9月吉日
第15回看護実践学会学術集会
学術集会長 江藤真由美

2022-09-24

わが病院看護自慢 - 根拠ある個別ケアをめざして - 体動センサー活用による生活の可視化から(芳珠記念病院)を開催しました。

2022年9月24日(土)に、わが病院看護自慢 「-根拠ある個別ケアをめざして-体動センサー活用による生活の可視化から」を開催いたしました。芳珠記念病院での体動センサーの活用について、睡眠日誌や呼吸・心拍日誌の活用が、生活リズムが可視化につながり、看護計画に反映できた事例をいくつか紹介していただきました。使用薬剤の効果を評価し安楽な環境をめざした事例、生活パターンを見える化し眠剤投与のタイミングや専門チーム介入を検討した事例、除圧の体位が安楽であるかを検証出来た事例などの報告がありました。

コロナ禍の中でのオンラインでの開催となりましたが、13名の方にご参加いただきました。参加者の方からは、多くの活用事例をご紹介いただいたことで、看護への活用が大変イメージしやすかった、実際に活用したいと思った等の感想が聞かれ、大変学びの多い会となりました。

2022-07-23

研究スキルアップ研修会「看護研究に活かす文献検索~2022年4月リリース医中誌WEB新バージョンの紹介~(講師:金沢大学情報部情報企画課雑誌・電子情報係 医学図書館係:伊藤 美和 先生)」を開催しました。

2022年7月23日(土)鶴間キャンパス3号館3階コンピュータールームにて、研究スキルアップ研修会「看護研究に活かす文献の探し方・集め方」を開催いたしました。講師は、伊藤美和先生(金沢大学情報部情報企画課雑誌・電子情報係)です。

医学中央雑誌(以下、医中誌)は、この春バージョンアップをしました。伊藤先生から、以前とどのように変わったのか、便利になった点などを分かりやすく教えて頂きました。なかでもAIを取り入れた「ふるふわ検索」という新しい機能は、今の時代を反映するネーミングも印象的でした。

昨今、COVID-19の感染状況、猛暑や線状降水帯など、心配や緊張する日々が続いています。4名の学会員にご参加いただき、感染対策をしたうえで講義と演習を行い、有意義かつ楽しい研修会でした。

2022-06-25

アンケート集計を実際にやってみよう! ~やさしいExcel関数とピボットテーブルの知識~(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 准教授 岡本理恵 先生)を開催しました

2022年6月25日(土)に研究スキルアップ研修会「アンケート集計を実際にやってみよう!~やさしいExcel関数とピボットテーブルの知識~」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 准教授 岡本理恵 先生)が開催されました。徹底した感染対策の中、7名の方にご参加いただきました。

今回はアクティブラーニング室で実施したため、より和やかな雰囲気の研修会となりました。Excelを用いたデータ入力の基本事項、ピボットテーブルやGoogl eフォーム・Googleスプレッドシートの基本操作などについて、楽しくご講義いただきました。参加者の皆様からは「Excelの知らない機能を教えて頂きとても良かった」「とても楽しく学ぶことができた。忘れていた便利な技がたくさんあり、今年こそは実際に使ってみようと思う」などの感想をいただきました。日頃の業務や看護研究にすぐに活用できる内容で、大変有意義な研修会となりました。

2021-07-17

研究スキルアップ研修会「看護研究に活かす文献検索」(講師:金沢大学情報部情報企画課雑誌・電子情報係 伊藤美和先生)を開催いたしました

2021年7月17日(土)に、研究スキルアップ研修会「看護研究に活かす文献検索」(講師:金沢大学情報部情報企画課雑誌・電子情報係 伊藤美和先生)を開催いたしました。コロナ渦の中ではありましたが、5名の会員の皆様にご参加いただきました。

医中誌を用いた基本的な文献検索の方法をはじめ、便利な機能や検索のコツなど、実際にパソコンを使用しながらご講義いただきました。参加者の皆様からは、「学生の頃はデータで調べるという時代ではなかったので、最近のやり方を学ぶことができた」「研究に活かしたい」などの感想をいただきました。看護研究はもちろん、臨床実践にもすぐに役立つ文献検索の方法を学ぶことができ有意義な研修会となりました。

2021-06-26

研究スキルアップ研修会「アンケート調査の集計に便利 ~やさしいExcel関数とピポットテーブルの知識~ 」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 准教授 岡本理恵 先生、助教 板谷智也 先生)を開催いたしました

2021年6月26日(土)に、研究スキルアップ研修会「アンケート調査の集計に便利 ~やさしいExcel関数とピポットテーブルの知識~ 」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 准教授 岡本理恵 先生、助教 板谷智也 先生)が開催されました。コロナ禍の中、約2年ぶりの研修会でした。徹底した感染対策の中、11名の方にご参加いただきました。

Excelの基本的な使用方法から知ってお得なちょっとした技を楽しくご講義いただきました。「PCを使いながら研修ができたことで、実際にとても活かすことができる」「少人数だったので質問もすぐにできてよかった」「とても楽しく学ぶことができた。小技が役立った。もっと知っていればと感じた。」などの感想をいただきました。看護研究にすぐに活かせる大変有意義な研修会となりました。

2020-08-24

プロジェクト研究「学会とともに取り組む実態調査」
学会主導によるデータベースの作成「排尿自立支援に関する実態調査」
活動報告

図1 研究スキルアップ研修会「排尿自立支援とアウトカム評価」
図1 研究スキルアップ研修会「排尿自立支援とアウトカム評価」

図2 第12回看護実践学会学術集会 交流集会「排泄で語りましょう」
図2 第12回看護実践学会学術集会 交流集会「排泄で語りましょう」

図3 交流集会の様子
図3 交流集会の様子

超高齢社会を迎え、急性期病院における高齢患者が年々増加しています。「最期まで自立して排泄すること」を誰もが望みます。一方、専門的評価がないまま、おむつや尿道カテーテル留置管理が長期化し、生涯介助を必要とする高齢者が多くいらっしゃいます。そのため、専門的知識や技術を有するチーム医療が求められています。

2016年度の診療報酬改定で「排尿自立指導料」が新設され、多職種(医師、看護師、理学療法士、作業療法士など)による「排尿ケアチーム」と、病棟の主治医や看護師らが連携する、包括的な排尿自立支援が全国的に広がりました。 そこで「急性期の排尿ケアが患者のQOLを変える!」をテーマに掲げ、10名のコアメンバーを中心に、2018年度プロジェクト研究に取り組みました。研究スキルアップ研修会「排尿自立支援とアウトカム評価」(図1)、第12回看護実践学会学術集会 交流集会「排泄で語りましょう」(図2)では、多くの参加者と排尿自立支援の実態を情報交換できる機会となりました(図3)。

石川県において排尿ケアチームを担う看護師の方々と、排尿ケアチームの紹介や病棟との連携の仕方、排尿自立支援のアセスメントや算定に必要となる評価などを情報共有し、今後の課題として、継続的排尿自立支援を構築する必要性がみえてきました。 2020年度診療報酬改定では、算定対象の病棟や外来への継続支援など支援の輪が拡大しました。より多くの病院で、より良い排尿自立支援が普及することを願います。

金沢大学医薬保健研究域保健学系
老年・リハビリテーション看護学分野
正源寺美穂

2019-11-21

わが病院自慢(公立つるぎ病院)を開催しました

わが病院自慢(公立つるぎ病院)を開催しました

わが病院看護自慢「地域と病院をつなぐ認知症ケア~地域に出向く認知症看護認定看護師~」を開催いたしました。白山市地域包括支援センター鶴来と認知症看護認定看護師との連携の講演と認知症看護認定看護師の活動の講演のあと、商業施設で開催しているオレンジカフェ(認知症カフェ)、病院併設の包括支援センター等の見学を行いました。県内の病院から13名の看護師と認知症看護認定看護師教育課程の履修生2名(当院で実習期間中)、当院スタッフ10名が参加しました。『オレンジカフェ』は今年から商業施設での開催となり、退院された患者さんの日常生活を見ることができるというメリットは感じていましたが、参加された方から「ショッピングセンターで地域の方々の暮らしを見ながら(感じながら)活動することの意義を実感しました」との感想をいただきました。機会をいただいたことで、自分たちにとっても自施設の自慢の発見につながり、励みにもなりました。

2019-10-20

「第13回看護実践学会学術集会」を開催いたしました

研究スキルアップ研修会「看護研究に活かせる文献の探し方、集め方」(講師:金沢大学情報部情報企画課 雑誌・電子情報係 伊藤美和先生)を開催いたしました

涼風の候、皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度、第13回看護実践学会学術集会が、令和元年9月8日に300名を超える方々のご参加をいただき、盛況のうちに終了しましたことをご報告致します。

これもひとえに、特別講演の金城隆展先生をはじめ、演題発表(38演題)、看護交流集会、ランチョン セミナー、シンポジウムでご尽力いただきました皆様、及び会員の皆様のご支援とご協力の賜物であり、深く感謝申し上げます。

『思いを叶える看護のチ・カ・ラ~知性(せい)・感性(んせい)・信頼(んらい)~』をテーマに開催された本学術集会が、参加者の皆様の新たな気づきや発見を生み、今後の看護実践に活かす機会となれば幸いです。

令和元年9月吉日
第13回看護実践学会学術集会
学術集会長 野村 仁美

2019-07-26

研究スキルアップ研修会「看護研究に活かせる文献の探し方、集め方」(講師:金沢大学情報部情報企画課 雑誌・電子情報係 伊藤美和先生)を開催いたしました

研究スキルアップ研修会「看護研究に活かせる文献の探し方、集め方」(講師:金沢大学情報部情報企画課 雑誌・電子情報係 伊藤美和先生)を開催いたしました

2019年7月26日、研究スキルアップ研修会「看護研究に活かせる文献の探し方、集め方」(講師:金沢大学情報部情報企画課 雑誌・電子情報係 伊藤美和先生)を開催いたしました。21名の参加者にお越し頂きました。

 

文献検索時のキーワードの決め方や検索する文献の絞り方などについて、医中誌を用いて参加者も実際にキーワード入力し検索を経験しながら進めていく分かりやすいご講義でした。“大変参考になった”、“文献検索をもっとしたい”などのご意見をいただくことができました。自身の研究に活かせる文献を検索するための基礎を学べる有意義な会になりました。

2019-06-29

研究スキルアップ研修会「Excelの基本的な使用方法―表計算とt検定」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 准教授 岡本 理恵 先生)が開催されました

研究スキルアップ研修会「Excelの基本的な使用方法―表計算とt検定」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 准教授 岡本 理恵 先生)が開催されました

2019年6月29日、研究スキルアップ研修会「Excelの基本的な使用方法―表計算とt検定」(講師:金沢大学医薬保健研究域保健学系 准教授 岡本 理恵 先生)が開催されました。36名の方に参加いただきました。

Excelの基本的な使用方法から応用、t検定の基本について手順を示しながら分かりやすくご講義していただきました。参加者の方からは、” 本日の内容をもっと詳しく知りたい”などの感想が聞かれました。Excelをこれから活用する方にとって有意義な会になりました。

2018-12-08

看護実践学会実践スキルアップ研修会「せん妄予防のDELTAプログラム」を開催しました

看護実践学会実践スキルアップ研修会「せん妄予防のDELTAプログラム」を開催しました

2018年12月8日、金沢医科大学病院において、実践スキルアップ研修会「せん妄予防のDELTAプログラム」を開催したしました。

小川朝生先生(国立がん研究センター先端医療開発センター精神腫瘍学開発分野長/東病院精神腫瘍課長 併任)、中井有里先生(金沢医科大学病院 精神看護CNS)のお二人に講師をお願いいたしました。小川先生からは「せん妄の評価と対応」について、中井先生からは「多職種によるせん妄への初期対応プログラム(Delirium Team Approach Program; DELTA)」をお話し頂きました。

参加者は、北陸3県から認知症認定看護師や看護管理に携わる方など、計65名と多くの方にお越し頂きました。せん妄に関する最新知識から効果的なケアに至るまで、分かりやすく、明日からの実践に活かせる貴重な学びの機会となりました。

2018-09-25

わが病院自慢(JCHO金沢病院)を開催しました

わが病院自慢(JCHO金沢病院)を開催しました

JCHO金沢病院において、わが病院看護自慢「認知症者の『その人らしさ』を支える療養環境づくり~多職種連携~」を開催いたしました。(1)認知症者と治療環境についての講演、(2)安全環境ラウンドの概要報告、(3)院内見学(院内デイケア、安全環境ラウンド、多職種との意見交換)の3部構成で実施いたしました。多職種が”同じ目標に向かってつながる”ための秘訣等について、理学療法士・管理栄養士・看護補助者の立場からも語ってもらい、有意義な意見交換ができました。

2018-09-01

第12回看護実践学会学術集会を開催しました

第12回看護実践学会学術集会を開催しました 第12回看護実践学会学術集会を開催しました

石川県地場産業振興センター本館において、第12回看護実践学会学術集会を開催いたしました。総勢480名余りの方に参加していただき、成功裏に終了できましたこと心から感謝申し上げます。

本学術集会では、「今こそ、看護実践の時代(とき)」をメインテーマとし、看護の根幹を成す倫理観と時代の変化に応じた多様性について情報共有や意見交換が行われました。一般演題発表(口演19題、示説16題)や看護交流集会では、各会場ともに活発な討議が行われ、新たな気づきや発見の場となりました。特別講演・シンポジウムでは、「変わるもの・変わらないもの」について、自身に問いかけ見つめる機会となりました。また、ランチョンセミナーでは「笑いあり、涙あり」と楽しい時間を過ごすことができ、実りある学術集会になったと思います。

前日の悪天候により、急遽プログラムの一部が変更となりましたことを、心よりお詫び申し上げます。

2018-08-10

わが病院自慢(芳珠記念病院)を開催しました

わが病院自慢(芳珠記念病院)を開催しました わが病院自慢(芳珠記念病院)を開催しました

わが病院看護自慢を担当致しました。開催日は平成30年8月10日、テーマは「継続した看護・介護で地域全体をケアする取り組み」とし、ほうじゅグループである社会福祉法人が運営する共生型福祉施設「G-HillS」の共有ホールを使用しました。ほうじゅグループ理事長の仲井培雄先生の講演のあと、施設見学、病院から地域につながった2事例の報告を行いました。参加者は院外から15名、院内4名で、病院施設の他、看護学校や企業からの参加もありました。

当院は平成24年にも、わが病院看護自慢を担当させていただきました。その時のテーマが「多職種協働」で、主に院内多職種協働に向けてのプロジェクト活動を発表しております。今回は多職種協働を「院内多職種協働から地域内多職種連携」へ拡大した活動と事例報告としました。機会をいただいたことで取り組みを振り返る良い機会となりました。参加頂いた皆様にはこの場をお借りして、お礼申し上げます。

2018-06-23

研究スキルアップ研修会「看護実践に活かせる文献の探し方、集め方」を開催しました

研究スキルアップ研修会「看護実践に活かせる文献の探し方、集め方」を開催しました

研究スキルアップ研修会「看護実践に活かせる文献の探し方、集め方」(講師:金沢大学情報部情報サービス課 医学図書館係 伊藤美和先生)を開催いたしました。看護師の方を中心として合計32名の参加者にお越し頂きました。

文献検索の基礎から、検索漏れを起こさないための工夫などについて分かりやすくご講義していただきました。“とても分かりやすかった”、“今後の指導にいかすことができそう”、“さっそく活用していきたい”などのご意見をいただくことができ、今後の研究の際に先行研究を探すための知識を得ることのできる貴重な時間になりました。

2018-05-26

看護実践学会研究スキルアップ研修会「排尿自立支援とアウトカム評価」を開催しました

看護実践学会研究スキルアップ研修会「排尿自立支援とアウトカム評価」を開催しました

2018年5月26日、金沢大学医薬保健研究域保健学系の正源寺美穂先生による看護実践学会研究スキルアップ研修会「排尿自立支援とアウトカム評価」が開催されました。研究者と臨床が協働したチームによる排尿自立支援プログラムの実際やその効果について、大変分かりやすくお話しいただきました。一人一人に感想や日頃から感じている疑問・悩みなどを聞く機会が設けられ、和やかな雰囲気で進められました。参加者の方からは、分かりやすく実践で役立てられる内容だった、学びが多かった等の感想が聞かれ、大変有意義な会になりました。